宅老所おらほの「おらほ」は方言で「自分の家」という意味です。
昔はよく「おらほへ来いや~」,「おらほに寄ってかん?」など使っていたとのことです。
そのような感じでおらほに来て下さればと思い,代表(当時)の笹谷が「宅老所おらほ」と名付けました。
2001年(平成13年)11月に,地元の有志20名が中心となり,特定非営利活動法人はるちか設立総会を開き,地区には案内ビラを全戸に配布しました。
翌2002年(平成14年)3月22日に正式に「特定非営利活動法人はるちか」が伊那市東春近2240番地に設立されました。
同年5月31日に「宅老所おらほ」を開所し,7月27日に開所式を行いました。開所当時の定員は10名でしたが,初日は4名のご利用者と職員4名でスタートしました。

宅老所おらほは伊那市東春近の中組にあり,井口芳子さんが住んでいたお宅で,近くに新しく家を建てたということで空き家になっていた家をお借りしました。
築30年?(お借りした当時)で,もともとは中組の会所だった場所で,同じ中組の利用者さんは「昔,よくここで遊んだよ」と話してくれます。